所蔵品展「北方文化博物館と佐渡」開催中12/5迄

主屋内にある、中奥展示室にて所蔵品展「北方文化博物館と佐渡」がスタートしました(10/3~12/5)。ちょうど世界文化遺産登録へ向けて「佐渡島の金山」の国内推薦が審議されており、登録への応援の意味をこめ、新潟から佐渡文化の魅力を発信しようとするものです。

展示室は12畳の小さい空間ですが、本間琢斎、宮田藍堂、佐々木象堂と佐渡を代表する工芸である‟蝋型鋳金”の作品たちを置き、また竹芸家の小菅小竹堂の優品である盛篭を初公開いたします。隣には北方文化博物館で小竹堂から学んだ馬場松堂の盛篭も置いています。当時の県展出品作を展示しました。

更に佐渡金山の恵みともいえる、金太郎焼きの仏花器も初展示です。完品のまま残された優品です。

高橋信一が北方文化博物館を描いた版画や、伊藤文吉と親しかった中堀均の小木の景色を掘った版画なども並んでいます。最後に伊藤家に送られた三浦小平二の茶器の青磁茶碗の美しさも必見です。

他方、新潟県世界遺産登録推進室から佐渡金銀山を説明するバナーもお借りしましたので、なぜ佐渡が世界遺産の価値を持っているのかを学んでいただけます。

最後に佐渡テレビ様より、番組内でしか見られない美しい映像をお借りしています。これもぜひゆっくりご覧下さい。

10/24(日)11時と13時半に展示室で展示説明会を30分間行います。申し込みは不要です。その時間に展示室へいらしてください。佐渡のお話を皆さまと交わせることを楽しみにしています。

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