令和3年度 特別所蔵品展

【伊藤家の蔵には何がある?! お宝公開展】

 会場:集古館(1F)、中の間(母屋1F) 会期:開催中~5/30㈰

昨冬放送されたテレビ番組『高島礼子が家宝捜索!~蔵の中には何がある?』(BS-TBS)で紹介された秘蔵の所蔵品を公開致します。明治後期から昭和初期にかけ、県下最大級の大地主となった伊藤家ですが、戦後の農地解放によりその財産のほとんどを手放すことになります。苦心の結果、また様々な協力者も得た当時の当主七代伊藤文吉は、この屋敷を「博物館」として残すことを決断し、昭和21年2月12日、財団法人史蹟文化振興会(昭和24年に財団法人北方文化博物館へ改称)を設立。博物館運営をスタートします。

建物、庭園、そしてもう一つの見どころが所蔵する美術品の数々です。北方文化博物館の所蔵品は、地主時代に伊藤家当主や夫人がもとめたもの、縁戚関係を通して所蔵に至ったものと、戦後の博物館活動を通して陳列品用、茶会用等に購入されたものから成ります。

このたび公開する秘蔵品はそのごく一部ですが、伊藤家が地主経営で成した富が、姿かたちを変えたもの、とも言えます。次の展示機会は未定ですのでぜひじっくりとご覧下さい。

展示作品:南蛮渡来図屏風、百万塔陀羅尼、闇夜桜扇面蒔絵書棚(柴田是真作)ほか

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