新潟市會津八一記念館では夏季企画展『北方文化博物館と會津八一』が開催中です。
(〜9/24)
【越後の豪農 北方文化博物館と會津八一】
現在、北方文化博物館「新潟分館」として公開している中央区南浜通の屋敷は伊藤家が大正初期に取得した別邸であり、その二階建て洋館は戦後郷里に戻った會津八一終の住処となりました。当時の分館の主人は、沢海の伊藤家から分家した「南浜伊藤家」の当主・辰治です。辰治と會津八一の関係は、隣人であり、友人であり、また医者と患者でもありました。また沢海の伊藤家七代目伊藤文吉との関係は、八一にとってはあくまで家主、七代にとっては開館間もない北方文化博物館のアドバイザー的存在でした。
このたびの企画展では、北方文化博物館ならびに南浜伊藤家が個人的に所有する当時の書簡や作品を通して會津八一と北方文化博物館の様々な関係を紹介しています。会期中、新潟分館と八一記念館では入館料の相互割引もありますので、この機会にぜひどちらへも足をお運び下さい。
新潟市會津八一記念館ホームページ
https://aizuyaichi.or.jp/exhibition/3602/