【池田孤邨筆「紅葉に流水・山景図屏風」高精細複製屏風の展示】
江戸時代後期に活躍し、越後の水原(現阿賀野市)出身とされる池田孤邨(いけだ こそん)の高精細複製屏風を大広間にて展示いたします。池田孤邨は江戸琳派を確立した酒井抱一に学び、兄弟子に鈴木其一がいます。紅葉に流水(表)・山景図(裏)の六曲一双を庭園の眺めとともにご覧ください。
屏風の実物はアメリカのワシントンDCにあるスミソニアン国立アジア美術館(フリーア美術館)にありますが、創始者の遺言により所蔵品が館外に持ち出されることはありません。この高精細複製品は、キヤノン株式会社と特定非営利活動法人 京都文化協会が行っている社会貢献事業「文化財未来継承プロジェクト(綴プロジェクト)」によって制作されました。
このたび、孤邨ゆかりの阿賀野市が寄贈を受け、新潟市とともに活用に取り組んでおり、その一環として北方文化博物館でも展示を行うこととなりました。貴重な複製作品をこの機会にぜひご覧下さい。
◆期間 令和6年11月23日(祝・土)~12月2日(日)10日間 会期中無休
◆会場 北方文化博物館 大広間(観覧には北方文化博物館の入館料が必要です。)
綴プロジェクトHPでの作品紹介https://global.canon/ja/tsuzuri/works/72.html