【第11回横越でんでん祭り】
9月8日(日)11:45スタート 西門広場特設ステージにて開催!
地域に伝わる神楽の舞い比べ
稲作文化から生まれた「でんでん祭り」
越後随一の大地主 伊藤邸 「北方文化博物館」で開催
子どもたちに伝えたい、地域に根ざした郷土芸能。
古いものは約250年前から、横越地区(新潟市江南区)では五穀豊穣などを祈る「神楽」が、それぞれの集落で受け継がれてきました。
米王国・新潟らしいこの貴重な伝統芸能を、地域の子どもたちや若い担い手に伝え、その背景にある物語とともに未来へ残していきたい。そんな想いから横越でんでん祭り実行委員会がスタートした「でんでん祭り」を、米文化の象徴でもある豪農の館・北方文化博物館で2019年9月8日(日)に開催します。
獅子頭をかぶった神楽衆のほか、佐渡島の鬼太鼓も登場。
「でんでん」という名前の由来は、「田」から生まれた文化と食を「伝」えたいという想いから。横越地区の神楽舞が奉納されるのは、春と秋に各集落で行われる祭礼のみですが、当イベントは年に1度だけ、実りの秋を迎え、各集落に伝わる神楽が集結して競演する珍しい催しです。
今年は、5つの神楽が登場。獅子頭をかぶったその出で立ち、舞い手の人数、歌などはすべて異なり、お囃子に合わせた躍動的な演舞は迫力満点。神事としてはもちろん、芸能としての面白みにも溢れています。
また今回はゲスト出演枠を設定。初めてのゲストは佐渡島の鬼太鼓 春日鬼組が出演します。民俗芸能が多彩な佐渡島の暮らしと芸能の世界観や舞い手たちのパワーとともに、新潟の田んぼから生まれたユニークで豊かな文化を、この機会にご家族でご鑑賞ください。
■ 「第11回 横越でんでん祭り」
日時 2019年9月8日(日) 11:45〜
場所 北方文化博物館 西門広場特設ステージ
内容 横越5地区に伝わる個性豊かな神楽舞を順次披露(12:00〜)
神楽衆と触れ合える写真撮影会もあります
地元特産品など「食文化」も楽しめる「よこごし旬物語」開催ほか
観覧料 無料(北方文化博物館の施設見学には入館料がかかります)
※当日は亀田駅東口、荻川駅前〜北方文化博物館を結ぶ無料送迎バスを運行
〈 バス時刻PDF 〉dendenmatsuri_bus-jikokuhyo
■ 横越に伝わる五つの神楽と佐渡の鬼太鼓の紹介
五穀豊穣祈願や厄災除けのために行われる神楽舞。今回は雄と雌が舞う横越東町の神楽、茄子や南瓜やヒエなどの食材で毎年獅子頭を手づくりする木津の神楽、神楽に噛んでもらうことで子どもたちの健康を願う小杉の神楽、豊作の喜びを全身で表現する横越上町の神楽、神楽と天狗の闘いを演じる横越新田の神楽という五つの保存会が登場します。
佐度の春日鬼組は舞が荒々しく、様々なリズムの太鼓を力強く鳴らし鬼太鼓の神秘性に触れることができます。
■ 上記に関するお問い合わせ
北方文化博物館 担当:馬場 TEL:025-385-2001