
![]() 総欅(けやき)造りで唐破風の大玄関は、まさに「豪農の館」と呼ぶにふさわしい豪壮さを備えています。 年に2〜3回、伊藤家のお正月や冠婚葬祭、あるいは皇室の方がお越しになられた時のみに開門された、特別な玄関です。 式台と戸は、欅(けやき)の一枚板からなり、床は全て石造り。壁は新発田の奥、赤谷地区でしか採取できない赤土を使用しています。 |
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![]() 大広間、上段の間の床の間の裏側にあるのが「裏座敷」です。10畳と8畳の二間続きで三方が廊下のため、庭園が広々と見渡せ、かつて上段の間に迎えられる客が一時休息したところで す。 床の間、書院、床脇、そして桐と雀が描かれた欄間など明治中期の格式あふれる純日本建築の美は、百年の歳月を経て、ますます美しく、人の心を捉えて離しません。 |
![]() すすけた大きな黒い梁が重なり、柱も床も黒光りして、雪国特有の豪壮堅牢な構造です。一隅に6尺(1m80cm)四方の炉がきられており、16人が一度に腰をかけることができ、雪国、越後の長い冬、使用人達は、ここで暖をとりました。当時、村には風呂のない家が多く、村人はここに来て、もらい湯をしていたそうです。コミュニケーションの場の一つになっていたようです。 台所の広さは70坪(231平米)で、西側の炊事場には煉瓦造りの大きなかまどがあります。 |